2009年3月22日日曜日

2月20日

弟のもとへConcordに行くことに。
Palo Alto Cal Train Staionから、自転車を詰め込んで出発。

MilbaraeというBartとの乗り換えの駅でスリランカ人と仲良くなる。
チケットの買い方が複雑で戸惑っていたようである。
2人で購入して、San Francisco方面へ。
まず、訊かれたのは国籍であった。日本人であることを伝えると、信頼してくれている様子であった。
話を聞くところによると、彼女の周りの日本人は常にNiceであるという。
スリランカを出て、アメリカの大学に通っている学生であった。
スリランカということで、必死に頭の中で「スリランカ」を検索する。
ふと、世界で一番長い都市名、「スリジャヤワルダナプラコッテ」を思い出す。
結構驚いてくれた。「他の人は、インドと同じようにしか見てこないから気に入らない」という主旨のことを言っていた。因みに本場の人が喋るとこの都市名もものすごい響きに感じた。
母国が好きなようで、食事についても色々話してくれた。

9月に出国して以来、約半年ぶりに弟と会う。

チャイナタウンにある中国料理店に行く。
そこで、ワンタンスープを注文。
弟が、サブメニューとして、肉まんや春巻き、シュウマイを選んでくれた。
久々の「箸を使う料理」で満足する。

サンフランシスコでは、Joshを祝うためのビールを購入。

Joshの誕生日を祝う。SJEC全員が彼の部屋に押しかける感じである。
カリフォルニア州の法令である、21歳以上で晴れてアルコール解禁となり、さっきのビールを一気に・・・
その間に秘密工作部隊は、彼の鍵を掠め取って、車に風船や、ここには書けないような代物をわんさか乗せ込む。

次の日のJoshの顔を見るのが楽しみである。

2月19日

人工知能遅刻。
内容は前回に引き続き、ベイジアンネットの拡張であった。
黒板にチョークを使って式変形を行うという一般の授業であった。

2限アルゴリズム休講。
空いた時間を利用して、昼はYanたちと一緒に食べる。

Katrinaの運転でフォンズの店へ。
初めて「チーズのしゃぶしゃぶ」を食べる。
AntonやJenといった電気工学、機械工学(機械のアフォーダンスに直接関係するもの)を専門にしている人たちと食事をとることが出来て有意義であった。

8時からのMeetingではJosh誕生日の秘策が話された。

明日は夜9時集合らしい・・・

2009年3月21日土曜日

2月18日

CGの授業を受ける。
テーマは、Berklery出身の講師による、地図から取り出した道の最適化である。
通常の地図は必要な情報以外に雑多なものが入っているので、例えば「曲がる(つまり車を運転している状態で右折又は左折のみするようなとき)」情報だけ欲しい時に不便である。これを解決するのが講師の方の話であった。


Alexの運転でNBAのバスケットボールを見に行く。彼は今年シカゴのTrading Companyに就職するらしい。3分間での株の操作など、神経をすり減らすような仕事だという。
それから、Googleの最高のIT企業が集まる一帯の地価は、マンハッタンのウォール街より高いとも。
話はハイブリッドカーになったりもした。こういう話が出来るのは刺激的で、楽しい。

とにかく、会場に着くとそこはOracleスタジアム。行われているのはWorriorsとLakersの試合。
両者一歩も譲らない接戦であった。
最終的にLakersの逆転勝ち。観戦初の自分でも楽しめた。

帰りは、日本の食文化の話となった。今までは、缶詰にされて猫の餌であったマグロが、寿司ネタとして世界中の人から愛されているという状況をかんがみる時、彼は日本文化の影響力は凄まじいといっていた。

ニューヨークでインターンをやった時に、日本の料理の鉄人が経営する料亭に行ったそうだ。
日本料理とフランス料理っぽいもののFUSIONだったらしい。
彼は、日本人の有名な料理人を知っていた。テレビ番組などを良く見るという。自分なんかよりずっと詳しい。多分、美味しいものもずっと知っているのであろう(笑)
日本人の料理人が作るものにこれほどの熱い視線が注がれているのは意外だった。

カーナビの不調により道を間違えるも、Stanfordに到着。彼に自作の名刺を渡す。得るものが多い一日だった。

2月17日

起床後シャワーを浴びる。
その後、朝ごはんをYanと食べる。
外は雨が降っており、自転車で水溜りに入るたび、泥が飛び散る。

人工知能の授業を受ける。
内容はベイジアンネット及びベイズの定理の説明であった。
慶應でも習ったはずであるが、内容が本当に初歩から、発展まで体系的に説明しているようであり、日本のそれと比べて凄かった。しかし、それ以上に生徒が熱心で、積極的に教授に質問している姿がとても印象に残った。

連続してアルゴリズムの授業を受ける。2年のときに一応はアルゴリズムは取ったのであるが、
そこでほんの少ししか触れなかった(と思う)ハッシュ法についてとても丁寧な授業がなされていた。
尤も、字は「汚く」、更には言語的困難からか理解は難しかったのであるが・・・

その後、少人数の日本語のSpeakingの授業を受ける。
内容は日本で実際に風邪を引いたり下痢をした時はどうやって対応すればいいのかということである。。
とにかく、非常に面白かった。パブロンを売り込んでおいた。自分も含めても6人しかいない教室で、何故か自分もNative Japanese Speaker
として参加しながら、楽しみながら参加できた。設定で徹夜明けで眠い留学生を飲み会に誘う設定にして
大いに盛り上がった。

2月16日

起床後、シャワーを浴びる。

BranchをRyanと食べる。
そこで、ニューラルネットワークを研究しているDouglasに出会う。Ryanに教授の名前を聞いてもらう。

渡米前に自分自身に誓った約束は果たされるか。

12時にYanと会う。2番目のホストである。2年生で専門はComputer Science。Houston出身で、日本語も操れる。
とにかく、反省することしきりな日であった。

(途中の話としては、スーツケースにものをつめる時間が無かったので1時にYanと待ち合わせをしてRyanの元で無理やりパッキングしたりと、なかなかハードな時間を過ごした。お土産以外にも、買って来てくれた洗濯用洗剤の半分を彼にあげたりもした。)

今パソコンでこうやって日記をつけている時でも、彼らはプロジェクトといって互いにホワイトボードを使いながらどうやってCGの課題で質を向上できるのか検討を加えている。
突っ込んで質問しあいながら・・・
「普通では、彼らのやっていることにはついていけない」そう思った。
StanfordのComputer Scienceは世界で最も優れた学科の一つであるといわれているが、やはりその背景には
相当なものがあると気づかされた一日だった。

2月15日

サンタクルーズに行く予定だったこの日、雨で大崩れとなる。
Macから洗剤と紙状の香料(柔軟剤の役割を果たしているのかも)を借りていたので、
返す。尤も、彼は3時までおきていたので、寝ていたのだが。

その後、Tresidderに9時集合。半袖のJoshのサングラスが怪しく光る。彼は意外にマッチョであることが明るみに出る。。

Mikeの車にAranとYukiと乗り込み、サンタクルーズを目指す。
途中朝食を摂ろうということになる。そこで、オートミールなるものを初めてまともに食べる。
ブルーベリー味に味付けをして、なかなか美味であった。

とりあえず、予定の森林散策をするのだが、朝からの雨で、外は寒い。
持ってきた折り畳み傘が、イカれてしまって、開いた状態で固定できない。
昨日の植林で汚れた靴がきれいになるのは嬉しいが、寒すぎる。
縄文杉並みに古い木を見た後、そそくさと再び車に乗り込む。
結局、雨のために予定のカヤックは取り止め、サンフランシスコ(多分)に向かうこととなる。

車に揺られること2時間、やっとのことで目的地に到着。着くまでに、山道から海岸など色々な地形を
見ることが出来た。
待ち合わせた後、SJEC全員でSeaFoodレストランに入る。
Spicy Shrimpを頼んだのだがあまり成功とは言えなかった。辛いし、単一の種類のエビのみを食べ続けなければならない。
寒さから逃れて入った温室で、氷水をがぶ飲みしなければならない事態に追い込まれる。
量が足りなかったので、周りからフライドポテト(Hweeとか)をもらいまくって、空腹をしのぐ。
Aranからは魚をもらった。ちなみにこの店はチェーンで東京にもあるらしい。

食後はグループを水族館とドライブの2つに分ける。
自分は前者に参加。最近行った記憶が無い、「水族館」という響きに少し心がときめく。

館内では魚の他に、サメ、ラッコ、などいろいろな海の動物を見られた。回遊魚であるマグロもいたところが良かった。
さらに、ヒトデに触ることの出来るコーナーもあった。感触は少しやわらかかった。

帰りは、Cristenの運転で戻る。みんな寝ている中、ビートの利いた、FMラジオがこだます。
Robleに一番最初に着いたので、降ろしてもらう。
Ryanは夕食を済ましたというので、一人でRoble Diningに。
既に、閉まっていた・・・
仕方ないので、Tresidderに向かう。
メキシカン料理(?)の店に入ることにする。ステーキとサラダのMixしたようなものを頼む。
Stanford Dining Cardは使えないものの、比較的安い値段$6.7、ドリンク代込みで$8.88で夕食が出来た。

Robleに戻る途中に今までにアメリカで見た中で一番おかしな集団に出会う。
「うぉ~~~~」
8時を回った暗闇の中で複数の人間の雄たけびが聞こえる。
ライトと思われる白い明かりがだんだん大きくなる。
裸のマッチョな10人くらいの男たちが、全速力でOld Unionの方向に向かって自転車をこいでいる。
身体はずぶ濡れである。とりあえず海パンをはいているのがせめてもの救いだが。
・・・何をやってるんだ??
いずれにせよ、服は濡れずに済んで、随分と合理的である。流石Stanford(笑)

タイやフィリピンの貧しい人を救うボランティアサークルで作業している、Ryanの手が休まったので、
彼に和紙のプレゼントを渡す。彼は素直にとても喜んでくれていた。買って持ってきてとても良かったと思う。

その後、慶應の仲間から電話がかかってくる。
メンバーの二十歳の誕生日を祝おうというのだ。

眠かったが、Ryanに勧められたこともあり、参加を決める。
途中で、3回からダイレクトに降りるところを2階を通っていったところ、知ってる人に会う。
日本人でStanfordに行っている人の車に乗せてもらう。

あいにくの雨だが、車のお陰で濡れずにOkadaまで行く。

現地についた後、今まで見た中で、一番おかしなケーキを見る。
黄色いキャンドルに赤色のロウが塗りつけられている。
・・・何じゃそりゃ???
ちゃんと20本ある。いびつだが・・・
考えに考えた中で生み出されたその作品は、フライドポテトにトマトケチャップをつけて擬似炎と
しているものであった。
笑いが止まらない。

風呂に連れて行かれる彼。そして誕生日の瞬間に、シャワーの水をかけられる。
Happy Birthday!!
大きな声がOkadaの寮にこだました。

祝いの酒が振舞われる。
いずれにせよ、その後は、Crazy過ぎる日米のコール交換大会が待っていた。
酒好きのTimが紹介した、アメリカの飲みでみんなの秘密が暴露される。
ありえないくらいのカオスな空間・・・

朝の4時に部屋を出て、Robleには戻らず、Okadaで寝る。

2月14日

何故か騒がしいので、起きてみる。
Ryanが出かける準備をしている。
とりあえず、出かけるRyanの後についていく。
Waaaaake Uuuup!! Happppy Brentine!!
学生が、問答無用で叫びながら、激しくドアをたたく。凄まじい光景である。
後で聞いた話によると、Stanfordではこれが毎年の恒例であるそうである。
一階に下りると、ケーキとジュースが振舞われ、朝からダンスや歌を歌うなど、ドンちゃん騒ぎである。
この面白い光景を一目見れただけでも良かったと思った。
結局のところ、Ryanは友達と一緒に、木を植えにいくらしい。
いきなり、Plant Treesと言っても意味が分からなかった。
面白そうなので、参加することに決める。
彼の友人のMacもついていき、黄色のフォルクスワーゲンに乗った。

視野が広がるカリフォルニアの大地を走ること40分。迷いながらも、目的地の手前まで到着。
門が開いておらず、結局歩いて現地に向かうことに。
場所は、サンフランシスコ湾。細長い入り江の土地に植林する。
外が寒い。
植林するまでの時間つぶしに、車の中でMacはエネルギー専攻のタイ出身の4年生で、石油資源の有効活用、
新エネルギーの普及をやっていることが、もう一人の運転手は化学工学で、ネパール出身のハワイ育ち、
空手と拳法をやっていることがわかった。なかなか面白いバックグラウンドをもつ人たちである。

彼らと一緒に、苗木を植える。インストラクターの人もいて、同世代の学生たちも黙々と苗を植えていた。
何年も続けているプロジェクトで、毎月あるそうだ。
植林後、インストラクターのお姉さんからクイズがあった。彼女は、ミネラルウォーターのペットボトルのごみの話もしていた。
環境保全の意識を高めるのが狙いであろう。
帰りには、ごみ拾いもした。勿論、これらをやっても何も支払われるわけではない。
アメリカのボランティア、奉仕活動を実際に体験できて、とてもいい経験になった。

昼ごはんはRyanの勧めるフィリピン料理店に入る。
何というのか良く分からないが、豚肉料理とにんにくで味付けしたご飯を食べる。
豚肉は、こってりしているがシソのような味付けがしてあって、アジア的でご飯がとてもよく進む。

午後は、たまたま行ったOld Unionでみんなと鉢合わせをする。聞けばサッカーを3時間ほどしていたようである。
シナジーというStanfordでは一番Crazyと言われているらしい寮のパーティーに行かないかと誘われ、とりあえず行くことに。

それまでに、研究室の宿題を少しでも仕上げておきたいと思っていたので、LinuxからLaTeXを利用しようとする。
ところが相変わらず、コンパイルした後xdviで見ても文字化けしてしまう。あ~困った。
このままじゃ、終わるのがいつになるか分からない。

明日の集合場所が分からないという相談を受け、Joshに電話する。結局場所はいつも通りTresidder前ということがわかる。

Old Unionでxdviがうまくいかないでいると急に梅田望夫さんの文章が読みたくなる。
勝手に「能力と人生」についての話を若干感傷に浸りながら、読む。
自分の将来設計をどうしようとか、漠然とした疑問が浮かぶ・・・

Robleyに戻って、日本から持ち込んだチョコで2/14を噛みしめる。

時間になったので、集合場所へ。そこで、待っていると、みんな続々とやってきた。
集まって、パーティーに参加。中に入っても、期待していたような破廉恥なパフォーマンスは無かった。
12時前に帰宅。明日に備える。

2月13日

午前中に、認識理論の授業を取る。
これは、学部の低学年用の50分授業である。
しかし、内容は脳に障害が起こった場合、活発になる部位が変化したり、どのような変化があるのか、
更には、それの理論的背景をシナプスの結合のように図示するなど、高度で有意義であった。

Old Unionで研究室の宿題をしていると同志社の2年生と昼ごはんを食べに行くことになる。
Roble Diningで昼食をとる。食事の途中、日本人でStanford卒業後、マッキンゼーに就職する4年生と
話をした。専門が電気工学でも、コンサルに行けるということを理解する。

4時45分Tresidder前に集合。サンノゼでショッピングするためである。
Mikeの運転する車に乗る。環境専攻のDoctorに進んでいる学生である。出身のデンバーとの気候や食事
の違い、研究テーマなどを聞くことが出来た。
ショッピングでパン屋の前で、写真を撮ったり、Apple Storeで新型Macを見たり、Boseのヘッドホンを
見たりした。そこのパン屋で1ドル使った以外は、何も使わなかった。
やはり、Apple誕生のご当地なためか、一番Appleが盛況で、Sony Styleはそれに比べるとすいていた。

夕食はメキシカン料理である。
メキシカンといっても、カリフォルニアと混じってるから、カリフォルニアメキシカンな味だという。
時間は9時を回って、参加者は「おなかと背中がくっつきそうな状態」だった。
子牛のRibというものを頼む。サイドメニュー(途中、SideとSizeを混同し、Largeとか答えてしまった・・)
でFriesとRiceというもっとも高カロリーな組み合わせを頼んでしまった。
おいしかったためか、何とか全部食べきれた。
去年アメリカに来たときは、本当に「典型的なアメリカ料理」しか食べられなかったので、今回は舌鼓を
打つ機会が多くて、素晴らしい。

2月12日

メモ程度のものしか残らず。すいません。

Ryanの勧めで、CGのクラスを受ける。
Vertexが頂点ということが分からず、苦戦。


夜8時に集合

(11日と12日どちらが反省→Ryanが眠いのに換金してくれた∴木曜日(∵当初はあいつとの待ち合わせ金曜日)))でどちらがイタリアン料理なのかわからん)

2月11日

はじめTerman Engineering Libraryにて、インターネットをしようと思ったのが運のつき。
Facebookやブログを見てしまい、一限の脳科学の授業をすっぽかす。

GateB12でCGの授業を受ける。内容はアニメーションを加える時に、どのように工夫すればいいのかということ
である。
背景が黒色で白丸が右左と交互に点滅するだけで、行ったりきたりしているように見えるなど、
脳の特徴を反映した、Animationの原理を説明していた。
学部生のレベルをはるか超えている400番台の授業であったが、予想に反して面白い。

Old Unionでインターネットをやった後、Ryanに勧められた会社の経営者による授業を受けてみる。
OracleやGoogleに関わってきた代表によるスピーチであった。

内容は、情報工学IT(Information Technology)が環境工学ETになるというものであった。
理由としては、アメリカ社会の高齢化、中国の膨大な人口が消費活動を繰り広げるためによる
エネルギーの枯渇などが挙げられるという。

これからの、産業の構造変換を示唆するスピーチだと思った。
日系ビジネスオンラインにもあったが、これからの産業は「低コスト」であることがお金になるということが
主旨であった。5:30に授業が終わる。

Tressiderに集合して、バスに乗って移動後、イタリアン料理を食べる。
ティラミスが美味しい。誕生日を迎えた人に送られるケーキは真っ赤で、アゾ染料のベンゼン環
が見える気がした。それ以外の食事は良かったと思う。

日本人でStanfordで言語研究している人から、実験依頼を受ける。
テストは日本語英語の完全なバイリンガル、日本語、英語のみに近い人に分けられてテストされ
ていたようだ。内容はある特定の行動をしていた人見て、違う人で同じ行動をしていた人、
服の色が同じ人を選ぶものであった。最後には、行動を文章でどう表すのかという問いもあった。
多分、言語によって活性化する部位が違うか記憶や、表現に違いが出るはずだという仮説に基づいて
作られたものなのであろう。

Cybelleと夜2時まで話す。
ボストン出身の彼女。友達には、HarvardとMITに行った人がいるとか。
話題は去年アメリカに行ったときの理由と被るが、アメリカのイノベーションの源泉を理由であった。
やはり、日本にも思想的に新しいものを生み出すことが求められているのではないかと。
そんなことを、色々と語らってみた。

Stanfordに来てもミスチルを聴いて寝るという慶應生とともにそのOKADAから岐路に着く。

ウォルマート冒険

Stanford大学の構内があまりにも広大なので、自転車を使おうと考える。

大学のレンタルでは100ドル以上かかるという話を聞き、1ヶ月だけの滞在であるが購入することを決める。

慶應と京大のもう一人のメンバーとShopping Expressを使って、ウォルマートに行く。

敷地はStanfordまではいかないものの、アメリカのスーパーマーケットというだけあって広い。
西友を買収したと聞いたがやはり、大型のチェーン店のにおいがするw

頼まれていたおつまみ代わりのお菓子のもとやアルコール調合用の漏斗(←これは訊いたが無かった(笑))など、微妙な買い物を済ませ、生活用品を買う。
シャンプー、ノート、洗剤を個人的に購入。頼まれていたビール(ハイネケン)もかごに入れる。

最後に自転車を買う。本体が69ドル、必須な盗難対策用の重厚な鍵に15ドルほどかかる。
トラベラーズチェックを使おうとすると、待たされる。

天候不順のためにデータベースとの連絡が取れないそうだ。
なんだそりゃ??

あまりに待たされるので、後ろに並んでいたおばさんたちが世間話を持ちかけてくる。
お:「どこからきたの??」
自:「日本です。Stanford大学で文化交流で1ヶ月ほど学ぶんです」
お:「いいわねえ。ところで、その自転車買うの??」
自:「70ドルほどで、安いんです。」
お:「店の人は、安くていいのだから売りたくなくて待たせてるのね」
自:「多分(笑)」

こんなやりとりをしても一向に進む気配が無い。

トラベラーズチェックってそんなに信用無いのか??
このままじゃ、Shopping Expressが行ってしまう・・・

急いでいることを伝え、やっとのことで使えることとなる。
尤も、合衆国の身分証明書(←持ってる訳無いw)またはパスポートを持参してなかったので、ビールは買えず。国際学生証では不十分なようだ。

2人を待たせ、バスに自転車を乗せて、Stanfordに戻ろうとする。

と・こ・ろ・が

2台までしか、乗せられずに、結局自転車で来た道を永延と戻ることに・・・

先頭を行く。雨もパラつき。気分はまるで敗残兵(笑)

しかも、途中でやわで持ちこたえられなかったのか、ウォルマートのビニール袋が破ける。
中身が飛び出す。とっさに拾ったものを入れて、必死に帰る。

遠回りしたものの、無事Stanfordに到着・・・

ん??ビニール袋がそういえば随分軽い。。

買った洗剤、シャンプーは遥か彼方の路上に置き去りという事実が明るみに出た瞬間だった・・・