2008年11月14日金曜日

独立のアンチテーゼ でも 次のステージへ?

男性向けの動画を見て感じていた、自己に対する違和感・乖離している感覚がここ1年半以内からだんだん少なくなってきているような気がする。
「自分とは何者で、どう生きて行きたいのか」 常に問い続けていくべき問題だと思う。父のこともあるし。しかし、この違和感が減少して無になっていくのであれば、内省と褒められはしないだろう病的に執拗なあの自問自答を繰り返すことは、もはやする必要がなくなるのであろう。
いずれにせよ、自分は次のステージへ入ったのかもしれない。そうだとするならば、ヤスパースではないが他者との交わりの中で、自分の存在意義を見つめなおすのもいいかもしれない。他者に繋がりを希求することによって、そこから得られる自分に対する引数のお陰で、自分の中の気質という関数を知ることが出来るのであろうから。
自分自身で自我崩壊の危険性が減ったという意味では、独立自尊に近づいたといえる。しかしながら、自分を等身大で理解してくれる他者の存在を求めてしまうという点で、独立とはいえないのかもしれない。ただ、所詮人間の価値観というべきものは、他者との比較の中で築かれるものであるから、究極的にはそれでいい。