2008年1月27日日曜日

Open Course Ware→日々思うこと。

いやはや、日本の大学でもしていたとは!

Stanford UniversityがiTunes-uという名前で授業をオンラインで公開したり、UC BerkleyもYouTubeにアップしているのを知っていたが、全てこういうことは欧米しか出来ないことなのかと思っていた。
でも、そうでなかったようだ。

Wikipediaによると、国内の15の大学が加盟しているという。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2

今年新設される慶應薬学部の倍率がどれくらいになりそうか、気になって調べていたら出くわした。理工学部のオープンコースウェアhttp://ocw.dmc.keio.ac.jp/j/Sc_and_Tech/index.html には既にビデオもアップロードされていた。
これから受ける授業もアップロードされるのだろうか。教員がブロードキャスト形式で一方通行で話すだけの授業形式なら、Web上で受けるだけでもいいのかと思ってしまうが・・・

まあ何れにせよ、Web上に知識が蓄積されるのはいいことだと思う。大学という閉ざされた空間から、一般に知識が広められるから。そうなってくると、大学の存在意義というのも薄れてくる気がするが・・・

大学の存在意義としては、2つあって、教育と研究であると聞いた気がする。そうであるなら、教員が学生と双方向的なコミュニケーションをとり指導・教育を行い、中身のある研究をする。これが、理想の姿なのかなあ・・

ただ、教育・研究において「大学」でしか出来ないものを極端まで追い詰めると、本当に高価な実験器具を用いた実験とか逆にそれこそ金銭的に余裕がある一部の大学しか満足なものが出来そうにないわけで・・・
そう考えると、単に情報工学でソフトを扱うとかいったことが別に大学で行うべきものではないかもしれないという気分になってくる・・・独学が他よりききやすそうだから。

それよりは、合成高分子を作ってみたり、加速器を使ってみたり、たんぱく質の質量分析をしてみたり、量子力学を学んだり方がいいのではないか。あくまでも、情報工学はsub的なものなのではとか思ったりしてしまう今日この頃。

ただ、情報工学を曲りなりにも少しは学んでいいと思えることは、全体のシステム全体を考えてそれが一番上手くいくように進めていく学門であるということだ。ある意味、手当たりしだいに薬品を組み合わせりする実験よりは合理的な考え方は身につくような気はするが。

研究でやりたいことは多分ソフトよりなんだけど、こう考えるとハードの方がいいんだよなあ・・・

結局有効なT/Bは出ず(笑)

そんなことより、テスト勉強した方が良いか。