2009年1月6日火曜日

人間って

京大の友達と、久しぶりに会ってきた。一年と四ヶ月ぶりの再会といったところか。

総合人間学部で、脳科学ではなく人間科学的なアプローチをしたいと言っていた。
やり方は違うが、同志はいるものである。

彼の話を自分が解釈すると(間違っていたらすいません)、理系的因果関係に捕らわれず、もっと違う側面からも脳を解明しようとしているらしい。今現在主流である、デカルト的方法論(機械論・唯物主義?すべての人間の行動をニューロンの発火に帰着させようとする)から離れて、仮の第三者が自分の他に存在して、それを行動の説明に用いるといった感じのことを研究しているという。
いろいろ研究室の説明を聞くうちに、高校時代にかじった倫理の知識を紐解いて「ヘーゲルの止揚みたい」と言ったのだが、デリダの脱構築により近いという。当然と思われていたところから矛盾点を洗い出すかららしい。

自分のパソコンの分解話から始まったトークであったが、後半は密度が濃いものになった。

今日は一限から授業だ・・・冬休み中の夜更かしの癖が抜けない。

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